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更新日:2023年3月30日

繁忙を極める生活保護職場への対応を
=区連 ケースワーク業務の厳しい実態を訴える=

 区連(区役所支部連絡協議会)は3月24日、福祉局と交渉を行ない、2023年度の生活保護職場や職員の労働安全衛生及び勤務労働条件の確保等に対する回答を引き出した。

 交渉で福祉局は、「各所属の生活保護業務現場における公務災害等の安全衛生に関する実態を把握し連携していくことが重要」との認識を示したうえで、次年度の生活保護実施体制の構築にあたり、「ケースワーカーと査察指導員は基準に基づき配置。受付面接担当係長等のいわゆる固定配置部分は従前どおり」などと回答した。

 これに対して区連は、ケースワーク業務が直面する厳しい実態に言及。現場は多種・多様化する被保護世帯のニーズや課題への対応などで多くの時間を費やさざるを得ないなど、依然として繁忙を極めている状態にあることを強く訴えた。回答に対して不満な点はあるものの新年度も迫っており一旦受け止めるとしたが、年度途中であっても勤務労働条件に影響が生じれば、交渉・協議を要請することを前提に交渉を終えた。